研究会の活動「種子配布」で残った種子は、これまで「すみれ展」に来場された方に
すみれを育てるきっかけとなるよう、「一人一包」、無償で差し上げてきました。
同様にこのホームページを訪れて下さった方にも、返信手数料のみで
「お一人様5品種(5包)」のすみれのタネをお譲りします。
種子の量は品種によって異なります。3〜5粒の貴重種から40〜50粒の普遍種まで様々です。
あくまでも余剰種子ですので、特定の品種を求める要望はお受けできません。
少しでも希望に近く、少しでも失敗せずに育てて咲かせていただきたく、
以下のようなセットを用意しました。
<種子セット内容>
(1) 日向を好む濃紫色のスミレと、白や桃紫色花などスミレの色々な変異品種
(2) 真夏は直射光を避けるアリアケスミレ、コスミレ、ノジスミレなどの丈夫な無茎種
(3) 夏の強い日差しと暑さに弱いヒカゲスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレなどの山のすみれ
(4) 育てやすいが発芽が翌春になりやすいタチツボスミレの仲間の有茎種
(5) 強健で庭でも繁殖する北米原産のビオラ・ソロリアなど強健な外国種
(6) 小さな花が魅力のヒメスミレ、ニョイスミレ、ツクシスミレなど
(7) ヒメスミレ、ノジスミレ、ヒゴスミレ、ニオイスミレなど香りの良いすみれ5種
(8) 寒冷地向きの寒さに抜群に強く、暑さにやや弱いもの(外国種を含む)
(9) 暖地向きの暑さに抜群に強く、寒さにやや弱いもの(外国種を含む)
(10)初心者向きの発芽が良く、丈夫で育てやすい日本のすみれ5種
<申し込みのしかた>
「すみれ種子、セット (1) 希望」
のように希望するセット番号を記したメモと、82円切手を貼った返信用封筒を同封し、
「日本すみれ研究会 事務局」にお申し込みください。
※この頒布は一人でも多くの方にすみれのタネを差し上げる趣旨で行っております。
お一人で複数口(複数回)申し込まれた場合は、頒布をお断りすることがあります。
*タネの播きかた*
乾燥して保存したタネは、冬から春にかけてが、最良の播き時です。
(2月頃に播いた種は5月頃発芽します。)
庭に直接タネを蒔いても、すみれに合う環境でなけられば
もし発芽しても育ちません 。
確実に育てるには、鉢に播き発芽させ育てます。
(冬から春にかけて播いた種は早ければ秋に咲きますが、
翌年の春に花が咲くとお考え下さい。)
鉢と土
播き床は赤玉土の小粒が良く、庭の土や草花用の培養土は
雑菌が多く使えません。
鉢はビニールポットやプラ鉢、何でもOKです。
播き方
鉢に用土を入れ、表面をならして湿らせ、
すぐにタネを播きます。播き過ぎに気をつけます。
発芽までの管理
直射日光の当たらない軒下の明るい日陰で、タネが乾燥しないよう
注意して管理します。
発芽は早いもので2週間後から。
なかには翌年の春まで発芽しない事もあります。
発芽後の管理
双葉が出たら、より明るい場所に移動し、
本葉が2枚になったら、植え替え(定植)します。
その後の管理
季節ごと、種類ごとの詳しい管理の仕方は
『すみれを楽しむ』(栃の葉書房)を参照ください。
*その後の管理、植え込み植え替え画像を追加しました。2014.08.15
参考にどうぞ→
すみれ種子の無償配布コーナーのQ&Aはこちら→
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